民間念仏
提供: 新纂浄土宗大辞典
みんかんねんぶつ/民間念仏
民間に伝えられてきた念仏とその信仰形態。独特の節回しや踊りなどを伴うものが多く、先祖供養や攘災招福、豊作、疫病退散など、込められる意義も多様である。全国各地に見られるが、後継者不足などにより伝承が途絶えたものも少なくない。
【参考】佛教大学民間念仏研究会編『民間念仏信仰の研究 資料編』(隆文館、一九六六)
【参照項目】➡会津大念仏、跡部の踊り念仏、雨乞い念仏、綾渡の夜念仏、安珍念仏踊り、家見念仏、牛念仏、歌念仏、遠州大念仏、えんま堂大念仏、大川流の念仏、送り念仏、踊り念仏、鬼剣舞、お拝念仏、楷定念仏、隠し念仏、隠れ念仏、葛西念仏、寛闊念仏、寒念仏、祈禱念仏、経念仏、空也念仏、釘念仏、嵯峨大念仏、さんじもさ踊、じゃんがら念仏踊り、千本釈迦念仏、双盤念仏、大念仏、高念仏、滝宮の念仏踊、連れ念仏、てんごう念仏、永井の大念仏剣舞、長月の念仏、夏念仏、念仏踊り、百万遍念仏、放下念仏踊り、北条念仏踊、南須釜の念仏踊り、壬生大念仏、虫送り念仏、虫供養念仏、無生野の大念仏、病送り念仏、融通念仏、踊躍念仏二、六斎念仏
【執筆者:編集部】