「義灯」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年3月30日 (金) 06:22時点における最新版
ぎとう/義灯
元禄七年(一六九四)─延享二年(一七四五)。浄土律僧。大坂に生まれ、増上寺において修学した。京都の聖臨菴(照臨菴)において、浄土律の開祖、霊潭󠄂性澂を証明師として自誓受戒。崇福寺(愛知県刈谷市)に住したが、関通に請われて円成寺(同津島市)の二世となる。門下の律僧には、江戸長泉律院の三世徳門普寂、美濃円満寺を中興した可円慧恭などがいる。
【参考】大島泰信『浄土宗史』(浄全二〇)、『摘空華(徳門和上自伝)』(浄全一八)
【参照項目】➡興律派
【執筆者:西村玲】