仏が人々を哀れみ慈しみて、その願いなどの旨趣を聞き入れること、またはその願い。どうかお納めくださいという意味。半斎供養式では、献供偈の後に「供養三宝 哀愍納受」または「百味飲食ひゃくみおんじき 自然盈満じねんようまん 哀愍納受」と唱えて十念をする。表白文の終結部では、「弟子等が衷情を哀愍納受し給わんことを」と唱える例もある(高祖忌・鎮西忌・記主忌表白)。
【参照項目】➡哀愍
【執筆者:西城宗隆】