「釈迦三礼之誦文」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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しゃかさんらいのじゅもん/釈迦三礼之誦文
仏舎利を供養し、釈尊の恩徳に報いて、往生を念じる回向文。「南無釈迦如来遺身舎利深重誓願弥陀世尊 南無釈迦如来遺身舎利臨終正念往生極楽 南無釈迦如来遺身舎利自他法界平等利益」。釈尊の本誓を憑りに往生を念じ、舎利の利益によって弥陀の浄土に往生することを願い、この功徳によって、共に極楽に生じて仏道を成ぜんことを願う。『諸回向宝鑑』(二・三ウ「三」)と『浄土苾蒭宝庫』(下・三九オ)、『法要集』(大正一三年版)所収の『舎利講式』礼文として用いられた。
【参照項目】➡舎利講式
【執筆者:中野孝昭】