「徳本行者全集」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年3月30日 (金) 06:30時点における最新版
とくほんぎょうじゃぜんしゅう/徳本行者全集
編集代表・戸松啓真。全六巻。昭和五〇年(一九七五)三月~同五五年二月、山喜房仏書林刊行。江戸時代後期の念仏行者である徳本の著作や法語、また徳本に関する研究をまとめた全集。第一巻から第五巻は徳本の著作・法語・伝記などを集めたもので、第六巻は研究編となっている。第一巻(昭和五〇年三月刊行)は『関東摂化蓮華勝会』や『下総・下野・上野・武蔵蓮華勝会』など、第二巻(同五一年三月刊行)は『御廟実記』や『関東摂化講中名号記』など、第三巻(同五二年三月刊行)は『信州上州応請摂化日鑑』や『法脈並俗系図』など、第四巻(同五三年三月刊行)は『徳本上人勝尾山勧誡聞書』や『徳本行者説法聞書』など、第五巻(同五四年二月刊行)は『徳本行者伝』や『徳本上人伝』など、がそれぞれ収録されている。第六巻(同五五年二月刊行)は研究編として戸松啓真「徳本行者について」や藤堂恭俊「徳本行者の名体不離尊像攷」などの論文が収められている。
【参照項目】➡徳本
【執筆者:石田一裕】