「外陣」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年3月30日 (金) 06:23時点における最新版
げじん/外陣
寺院の本堂や仏殿の内部で、中央奥の本尊または祖師像などを奉安し、僧侶が法要を勤めるところを内陣というのに対し、主として参詣者の席になるところ。また、内陣の左右を脇陣(余間という宗派もある)といい、ここも外陣とされるが、内陣の延長ともみなされている。この外陣に別に祭壇を設けて行う法要を外陣法要といい、葬儀式、施餓鬼会、放生会などがある。ただし葬儀式は、一般会葬者への便宜から内陣で行われることも少なくない。なお、観経曼陀羅の左・右・下縁を外陣とも称している。
【参照項目】➡内陣
【執筆者:太田正敬】