「深川霊巌寺志」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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ふかがわれいがんじし/深川霊巌寺志
一巻。『檀林深川霊巌寺志』ともいう。摂門撰。文政四年(一八二一)刊。十八檀林の一つである深川霊巌寺(東京都江東区白河)の寺志を記述したもの。霊巌寺は江戸時代初期に霊巌が深川霊巌島に創建した寺である。その内容は剏開叢林、当山創建、本尊迎置、珂山功操、所建諸堂、門塀境景、称三別院、子院八宇、発意八庵、七谷学舎、朱璽賜章、開山広済、歴世師名、当主法脈、遠祖遺弟、伝灯哲徳、諸侯墳墓、彫銘二三、大島堂跡、末寺十一の二〇項目に分かれている。
【所収】浄全二〇
【執筆者:宇高良哲】