浄土仏教の思想
提供: 新纂浄土宗大辞典
じょうどぶっきょうのしそう/浄土仏教の思想
一五巻。平成三年(一九九一)—同一二年、講談社刊。インド(・チベット)から中国(・新羅)、そして日本の現代の浄土思想に至るまでを網羅し、浄土仏教の潮流を体系的に書き下ろした全集。本集には、①藤田宏達、櫻部建『無量寿経・阿弥陀経』②末木文美士、梶山雄一『観無量寿経・般舟三昧経』③武内紹晃、ツルティム・ケサン、小谷信千代、櫻部建『龍樹・世親・チベットの浄土教・慧遠』④藤堂恭俊、牧田諦亮『曇鸞・道綽』⑤牧田諦亮『善導』⑥章輝玉、石田瑞麿『新羅の浄土教・空也・良源・源信・良忍』⑦大谷旭雄、坂上雅翁、吉田宏晢『永観・珍海・覚鑁』⑧梅原猛『法然』⑨武内義範、石田慶和『親鸞』⑩梶村昇、福𠩤隆善『弁長・隆寛』⑪上田良準、大橋俊雄『証空・一遍』⑫源了円『蓮如』⑬柏原祐泉、大峯顕『妙好人・良寛・一茶』⑭脇本平也、河波昌『清沢満之・山崎弁栄』⑮坂東性純、伊東慧明、幡谷明『鈴木大拙・曽我量深・金子大栄』が収録される。
【執筆者:石川琢道】