庭儀式に唱える声明で、四智梵讃を唱える。増上寺においては、四智讃のうち「唵嚩曰おんばさ 囉薩らさ 怛嚩(あ)たんば」を句頭が唱え、続いて「僧し[薩木(要作字)]囉賀ぎゃらか」を大衆が同唱する。この時に導師は同音より払子ほっすを振り、洒水作法を行う。この間、式師は鈸はちを打ちながら本堂へ進む。
【参照項目】➡庭儀式、四智讃
【執筆者:瀬戸隆海】