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露白

提供: 新纂浄土宗大辞典

ろはく/露白

天正一六年(一五八八)一〇月—寛文四年(一六六四)九月二八日。路白とも。誓蓮社本誉重阿。増上寺二四世。生国は相模国小田原。氏姓は蔭山氏。小金東漸寺円応のもとで修学、のち滝山大善寺吞龍に師事。東漸寺一〇世、駿府宝台院住持、太田大光院七世、鎌倉光明寺四〇世を経て、万治二年(一六五九)増上寺二四世に就任。翌年山内飯倉境に門跡勧学所を竣工させた。寛文二年(一六六二)九月麻布一本松に隠退、以後この地が増上寺隠居所となる。


【資料】『三縁山志』(浄全一九)


【参考】『大本山増上寺史』本文編(大本山増上寺、一九九九)


【執筆者:中野真理子】