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七衆

提供: 新纂浄土宗大辞典

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しちしゅ/七衆

在家と出家を含む全ての仏教徒を七種類に分類したもの。Ⓢsapta-nairṇāyika。比丘びく(Ⓢbhikṣu苾芻びっしゅ、満二〇歳以上の出家の男子、比丘びく戒を受持)、比丘尼びくに(Ⓢbhikṣuṇī苾芻尼びっしゅに、満二〇歳以上の出家の女子、比丘尼戒を受持)、式叉摩那しきしゃまな(Ⓢśikṣamāṇā正学女、沙弥尼から比丘尼となる直前の二年間のもの)、沙弥しゃみ(Ⓢśrāmaṇera勤策男ごんさくなん、二〇歳未満の出家の男子、十戒を受持)、沙弥尼しゃみに(Ⓢśrāmaṇerī勤策女ごんさくにょ、二〇歳未満の出家の女子、十戒を受持)、優婆塞うばそく(Ⓢupāsaka近事男、在家の男性)、優婆夷うばい(Ⓢupāsikā近事女、在家の女性)の七。


【参照項目】➡比丘・比丘尼式叉摩那沙弥・沙弥尼優婆塞・優婆夷四衆


【執筆者:齊藤舜健】