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横井金谷

提供: 新纂浄土宗大辞典

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よこいきんこく/横井金谷

宝暦一一年(一七六一)—天保三年(一八三二)一月一〇日。浄土宗僧侶。画僧。僧名妙幢(憧?)。近江国栗太郡笠村(滋賀県草津市)生まれ。幼名早松。安永三年(一七七四)増上寺学寮に入寮、翌年五重相伝を受け、血脈相承する。天明元年(一七八一)京都の金谷山極楽寺晋山山号を自らの雅号として名乗る。画をよくし、各地の寺院に作品を納めた。与謝蕪村に影響を受けたといい、画風にもそれがうかがえる。「円光大師絵詞」「吉野熊野真景図」などの作品が知られる。


【参照項目】➡金谷上人御一代記


【執筆者:編集部】