操作

比丘・比丘尼

提供: 新纂浄土宗大辞典

2018年3月30日 (金) 06:31時点におけるSeishimaru (トーク | 投稿記録)による版 (1版 をインポートしました)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

びく・びくに/比丘・比丘尼

出家し戒を受けた男性を比丘、女性を比丘尼という。比丘はⓈbhikṣuⓅbhikkhu、比丘尼はⓈbhikṣuṇīⓅbhikkhunīの音写、苾芻びく、苾芻尼とも音写される。比丘は、インドの諸宗教を通じて托鉢する修行者のことで、仏教でもこの呼称を取り入れたのである。比丘・比丘尼になるためには、成年に達しなくてはならないと規定される。また『四分律』によると比丘の受ける具足戒は二五〇戒、比丘尼は三四八戒である。


【参照項目】➡四衆


【執筆者:西村実則】