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民谷隆誠

提供: 新纂浄土宗大辞典

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たみやりゅうじょう/民谷隆誠

昭和三年(一九二八)一〇月三〇日—平成一三年(二〇〇一)九月一八日。浄蓮社瑛誉信阿幽峰。大本山善導寺六六世。大願寺(奈良県桜井市)で出生。昭和一二年(一九三七)四月得度総本山知恩院において岸信宏門主より同二三年伝宗伝戒相承、翌二四年璽書を伝授。同三六年奈良教区第四組大願寺住職を拝命。同六〇年奈良教区教化団長、平成三年(一九九一)総本山知恩院布教師会会長などを歴任、布教教化活動に多大なる功績を残した。また池坊華道に造詣が深く、昭和二五年(一九五〇)五月家元への入門初伝の後、同五一年池坊飛鳥支部設立、同支部長を経て、同六三年池坊華道の最高位総華督となった。平成九年(一九九七)九月大本山善導寺六六世法主となり、翌一〇年大五重を開莚し、大本山増上寺法主藤堂恭俊と共に伝灯師をつとめた。なお書にも造詣が深い。


【執筆者:山本秀信】