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「山本大善」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:35時点における最新版

やまもとだいぜん/山本大善

安政三年(一八五六)一〇月七日—昭和五年(一九三〇)六月二九日。智勝光院徳蓮社行誉性阿。あざなは慈教。備後国御調みつぎ郡(広島県尾道市)に誕生。同地極楽寺の菅野逢誉のもと得度。慶応義塾に学び明治六年(一八七三)増上寺石井大宣いわいだいせんより宗戒両脈相承。同一〇年浄土宗学校西部本校で仏典講説、同一二年浄土宗初の内地留学生拝命。同一五年文学院を創設。浄土宗学京都支校長、教学院議員、浄土宗高等学院長を歴任。東京育英協会、仏教法会を設立する。同四〇年に師籍極楽寺晋山、大正二年(一九一三)八王子大善寺に転ず。著書に『世界巡礼』がある。


【参考】大橋俊雄『浄土宗人名事典』(斎々坊、二〇〇一)


【執筆者:市川定敬】