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「佐藤淳学」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:24時点における最新版

さとうじゅんがく/佐藤淳学

大正四年(一九一五)—平成一三年(二〇〇一)三月一五日。厚蓮社篤誉良阿不撓。宗門功労者。現在の東京都足立区保木間の西光寺に佐藤愚学の長男として生まれる。岐阜大垣の円通寺小僧となり、京都において土川善澂のもとで得度する。その後、大正大学へ進み、昭和一二年(一九三七)知恩院において伝宗伝戒を相伝、終戦後の同二三年には璽書を受けた。淳学は伝宗伝戒道場璽書道場大五重の教誡師、法式研究所講師法式指導所所長を歴任し、同五四年には法儀司となる。その後『新訂浄土宗法要集』の改訂に尽力するとともに、平成八年(一九九六)には『浄土宗音声基礎実践講座』(全二巻)や『浄土宗荘厳全書』の監修を行っている。また社会的活動として保護司、民生委員、少年補導委員等を長きにわたって勤め、平成三年(一九九一)に勲五等瑞宝章を授与される。


【執筆者:大澤亮我】