年少の僧のことを指す。本来は、出家し具足戒を受けた僧侶を大僧だいそうというのに対し、出家しているものの具足戒を受ける以前の僧侶を小僧しょうそうと称した。ここから転じて、出家者のなかでも年少のもの、未熟な者を指す意味が含まれるようになった。
【執筆者:工藤美和子】