2018年3月30日 (金) 06:31時点における最新版
のうかん/納棺
遺体を棺に納めること。入棺(入棺)ともいう。衣体は通常服(黒衣・如法衣)。式次第は、納棺中は棺より少し離れた位置で一唱一下の念仏を称え、納棺が終われば「納棺偈」を犍稚を用いず三唱し、十念を称えるとする。因みに『法要集』(昭和一四年版)では納棺後に棺前を荘厳し、「奉請 広懺悔 懺悔偈 十念 発願文 摂益文 念仏一会 総回向偈 十念 総願偈」という棺前回向を指示している。
【参照項目】➡葬儀式、納棺偈
【執筆者:佐々木敬易】