「唱導師」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
Seishimaru (トーク | 投稿記録) 細 (1版 をインポートしました: 20180917 リンクと画像表示修正) |
|||
(他の1人の利用者による、間の1版が非表示) | |||
7行目: | 7行目: | ||
− | [[File:しょうどうし【唱導師】.jpg| | + | [[File:しょうどうし【唱導師】.jpg|thumb|left|upright=2.5|[[唱導師]]]] |
2018年9月17日 (月) 10:08時点における最新版
しょうどうし/唱導師
総・大本山で門跡、法主に代わって勤める法要の導師。特に御忌大会の導師をいう。鎌倉光明寺では十夜会の導師もいう。関西の総・大本山では、門跡、法主に代わって、「唱導」「諷誦」を朗誦する。本導師と呼ばれる門跡、法主は堂内の内陣の最も外陣寄りに座し、中央の高座に唱導師が座し、御忌法要の導師を勤め、諷誦文を朗誦する。関西では初めて勤める唱導師のことを初讃唱導師という。増上寺の御忌では、唱導師が法主より払子を授かり、御忌法要の導師を任され、法主は払子を渡した後に退堂する。
【執筆者:坂上典翁】