「三種供養」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年3月30日 (金) 06:24時点における最新版
さんしゅくよう/三種供養
供養の形態を三通りに分類してまとめたもの。例えば『十地経論』三(正蔵二六・一三八中)では、利供養(衣服や臥具などをささげること)・恭敬供養(香華・幡蓋など)・行供養(仏法を受け止めて修行すること)の三種を挙げる。聖冏の『釈浄土二蔵義』二五(浄全一二・二九〇下)には、敬供養(荘厳堂舎の志)・行供養(読経・礼讃など)・利供養(飲食・衣服等の四事)の三種のことであると説明している。供養の種類には他に二種、四種、五種、十種等がある。
【参照項目】➡供養
【執筆者:薊法明】