「平安浄土教信仰史の研究」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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へいあんじょうどきょうしんこうしのけんきゅう/平安浄土教信仰史の研究
伊藤真徹著。昭和四九年(一九七四)三月、平楽寺書店刊。比叡山浄土教における僧俗の信仰の歴史を解明した研究書。第一篇では良源以前の信仰形態、源信とその影響、四天王寺、往生伝について、第二篇では不断念仏、勧学会、二十五三昧会、迎講、臨終行儀、百万遍念仏について、第三篇では順次往生講式と極楽声歌、『今昔物語集』の往生説話、詠唱文学における歌詠と信仰について、それぞれ詳論している。『日本浄土教文化史研究』(佛教大学、一九七五)と姉妹編をなす。
【執筆者:今堀太逸】