一念一念絶え間なく念仏を称え続けること。四修のうちの無間修むけんじゅにあたり、余行や貪瞋とんじん煩悩をまじえることなく常に念仏を称えるべきであるという念仏行者の用心を説いている。善導『往生礼讃』に「若もし能よく上かみの如く念念相続し、畢命ひつみょうを期ごと為す者は、十は即ち十生じ、百は即ち百生ず」(浄全四・三五六下)とある。
【資料】良忠『決疑鈔』(浄全七)
【参照項目】➡四修
【執筆者:吉水岳彦】