供養のために建てられた塔のこと。またそこに安置するために造った仏像を供養仏という。戦争や災害、事故で亡くなった死者の霊を慰霊・祭祀するため、祖師や師長の年忌・遠忌記念として建てられる。供養の意味を述べた供養文(諷誦文)が香華の奉献にあたって読まれ、施餓鬼供養、開眼供養、鐘供養、経供養などの法会が営まれる。
【執筆者:今堀太逸】