九条兼実夫人からの質問に対する法然の返事。称名念仏は、阿弥陀仏の本願・釈尊の付属・諸仏の証誠の行であり、往生のためには最も勝れた行であることを述べる。そして、兼実夫人に「一向専修の但念仏者」になることを勧めている。
【所収】聖典六・二三六~八、昭法全五三三~四四
【執筆者:編集部】