操作

弥陀応現

提供: 新纂浄土宗大辞典

2018年3月30日 (金) 06:34時点におけるSeishimaru (トーク | 投稿記録)による版 (1版 をインポートしました)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

みだおうげん/弥陀応現

阿弥陀仏衆生の機類に応じて相を変え現れること。応現とは応同化現の意味。弥陀応化、弥陀応迹ともいう。法然は『選択集』一六で「僧は恐らくはこれ弥陀の応現ならん」(聖典三・一八九/昭法全三四九)と述べ、善導弥陀の応現としている。また『四十八巻伝』一四では「かたちを見れば、源空上人、真には弥陀如来の応現かとぞ感歎し合えりける」(聖典六・一五六)と述べ、法然弥陀の応現と受け止める表現もある。


【参照項目】➡弥陀化身


【執筆者:丸山賢立】