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提供: 新纂浄土宗大辞典

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2018年9月17日 (月) 10:09時点における最新版

ふでこづか/筆子塚

江戸時代、寺子屋などの師匠が亡くなった際に、その生徒たちが遺徳をしのび建立した墓や供養塔。寺子屋で読み書きや算用を学んだ生徒のことを筆子といい、その同窓のことを筆子中といった。寺子屋に関する碑には、師匠の長寿を祈念する寿蔵碑、師匠や筆子たちが使い古した筆を納め供養する筆塚などがある。


【参考】川崎喜久男『筆子塚研究』(多賀出版、一九九二)


【執筆者:名和清隆】


筆子塚(横浜市・染王寺)