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「慧厳」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:20時点における最新版

えごん/慧厳

—万延元年(一八六〇)一二月一〇日(翌文久元年一月一八日とも)。甲蓮社冠誉得阿。あざなは不染。増上寺六六世。生国・姓氏は不詳。増上寺学頭、滝山大善寺三七世、瓜連うりづら常福寺六四世、鎌倉光明寺九二世を経て、嘉永四年(一八五一)増上寺六六世。養鸕うがい徹定に命じ京都法然院の高麗版大蔵経謄写とうしゃ、南都古写経の調査を行う。徳川家慶の逝去に際しては葬送の導師を勤める。安政三年(一八五六)の台風で破損した諸堂社・御霊屋おたまやの復興に尽力した。


【資料】『浄源脈譜』(浄全一九)


【参考】『大本山増上寺史・本文編』(大本山増上寺、一九九九)


【執筆者:中野真理子】