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提供: 新纂浄土宗大辞典

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[[本尊]]の脇に[[智慧]]・[[慈悲]]を[[象徴]]して<ruby>侍<rt>はべ</rt></ruby>り補佐し、共に[[衆生]][[教化]]を果たす[[菩薩]]等[[眷属]]のこと。「わきじ」ともよみ、[[脇士]]、夾侍、挟侍とも書く。<ruby>[[脇立]]<rt>わきだち</rt></ruby>ともいう。[[本尊]]と[[脇侍]]を併せた[[三尊]]像としても知られる。[[阿弥陀仏]]における[[観音菩薩]]・[[勢至菩薩]]、[[釈迦]]仏における[[文殊菩薩]]・[[普賢菩薩]]、薬師仏における[[日光菩薩]]・[[月光菩薩]]が有名である。[[仏教]][[儀礼]]においては参加[[僧侶]]を[[脇侍]]に見立てて、式を遂行する場合がある。
 
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【執筆者:中御門敬教】

2018年4月24日 (火) 03:26時点における最新版

きょうじ/脇侍

本尊の脇に智慧慈悲象徴してはべり補佐し、共に衆生教化を果たす菩薩眷属のこと。「わきじ」ともよみ、脇士、夾侍、挟侍とも書く。脇立わきだちともいう。本尊脇侍を併せた三尊像としても知られる。阿弥陀仏における観音菩薩勢至菩薩釈迦仏における文殊菩薩普賢菩薩、薬師仏における日光菩薩月光菩薩が有名である。仏教儀礼においては参加僧侶脇侍に見立てて、式を遂行する場合がある。


【参照項目】➡三尊


【執筆者:中御門敬教】