「霊巌上人略伝」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年3月30日 (金) 06:35時点における最新版
れいがんしょうにんりゃくでん/霊巌上人略伝
一巻。教遵編。安政六年(一八五九)刊。深川霊巌寺学寮安禅窟の教遵が、霊巌寺の開山で知恩院三二世の雄誉霊巌の略伝を和文体で編纂したもの。翌年の霊巌二二〇回忌にむけて刊行したものと考えられる。冒頭に寛文年間(一六六一—一六七三)の境内図、霊巌島旧趾図、安政年間(一八五四—一八六〇)の境内図を載せている。また後印本として刊年不明の『道本山開山雄誉上人伝記』があるが落丁乱丁がみられる。『浄全』の底本は後印本である。
【所収】浄全一七
【参考】後藤真雄『雄誉霊巌上人伝』(円通寺、一九七九)
【執筆者:石川達也】