「仏飯」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年3月30日 (金) 06:32時点における最新版
ぶっぱん/仏飯
仏に供える食物(米飯)。仏供とも仏餉ともいう。仏前には香・花・灯明・仏飯・茶湯を供え、仏飯は日常お初(炊き立て)のものをこんもりと形よく仏器に盛り供える。盛り方は真宗などには特殊な盛り方があるが、浄土宗には決まりはない。律制によって、正午以降には食をしてはならぬという非時食戒に従い、朝に供え午後には下げることが多い。特別な法要や日中法要には霊膳を供える。「仏飯を食む」とは、仏のお蔭で、食事・生活ができることを感謝する言葉である。
【参照項目】➡霊膳
【執筆者:八橋俊洋】