「念潮」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年3月30日 (金) 06:31時点における最新版
ねんちょう/念潮
貞享四年(一六八七)—宝暦九年(一七五九)一〇月二〇日。二五日寂とも。天蓮社晃誉還阿恵黙。金戒光明寺四二世。安芸の人。広島涅槃寺において出家、増上寺四二世尊誉了般の法灯を嗣ぐ。滝山大善寺二四世から駿河宝台院へ転住の後、宝暦四年(一七五四)一〇月黒谷に晋山する。同九年五月阿弥陀堂および御影堂を補修、その際知恩院宮尊峰法親王から屋根瓦と獅子口を寄進された。
【資料】『黒谷誌要』『滝山大善寺志』(共に浄全二〇)、北川敏於『奥津城—黒谷に眠る人々—』(金戒光明寺、一九七三)、『新撰往生伝』五(浄全一七)、『三縁山志』八(浄全一九)
【執筆者:髙橋寿光】