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提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:27時点における最新版

せっしゅいん/摂取院

青森県南津軽郡藤崎町大字藤崎。金光源空寺。青森教区№一九。伝法然金光こんこう持参の阿弥陀仏本尊とした念仏堂が起源。金光開山とする寺伝より、津軽の『浄土宗寺院縁起』の寛文年間(一六六一—一六七三)宗頓開山説が妥当である。環境や寺歴を整備した心誉蓮池が元禄九年(一六九六)に像の由来を増上寺了也に上申して山号を受けたが、蓮池が道心どうしんじゃと目されたため、その在世中から明治まで無寺格の末庵として遇された。


【資料】『浄土宗諸寺院縁起』


【執筆者:遠藤聡明】