「忍海上人伝」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
Seishimaru (トーク | 投稿記録) 細 (1版 をインポートしました) |
|
(相違点なし)
|
2018年3月30日 (金) 06:31時点における最新版
にんかいしょうにんでん/忍海上人伝
一巻。恵頓撰。増上寺塔頭宝松院九世忍海の伝歴を述べたもの。安永七年(一七七八)に小机泉谷寺の恵頓が著して、天明四年(一七八四)恵海の跋文がある『泉谷瓦礫集』に収録されている。また『浄全』一八巻刊行に際し『略伝集』に転載された。本文によれば、忍海の没後一八年になるが、師の行状について画業ばかり顕彰され、徳行について正しく伝えるものがないことを嘆き、備忘のため著したとある。
【所収】『泉谷瓦礫集』、『略伝集』(浄全一八)
【参照項目】➡忍海
【執筆者:石川達也】