「昌光律寺」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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しょうこうりつじ/昌光律寺
愛知県岡崎市伊賀町字南郷中。大恩山波羅提木叉院。月僊寺とも呼ばれる。三河教区№八四。もとは徳巌が貞照院を退いた後に隠棲していた大槎庵という一宇であった。宝暦二年(一七五二)徳巌の門弟の宣達・忍道が師のために大槎庵を大改築、昌光律寺と改めた。法然院、貞照院などと並ぶ代表的な律院であり、一〇世志運をはじめ多くの律僧を輩出した。また、月僊の作品を多く所蔵し、作品群中六〇点が県文化財に指定されているほか、鉦鼓用引架(国重要文化財)を所蔵する。
【資料】『略伝集』(浄全一八)
【参考】『新編岡崎市史』二〇(新編岡崎市史編さん委員会、一九九三)
【執筆者:朝岡知宏】