上中下巻三冊。杜多円暢編輯。明治一四年(一八八一)、西円寺刊。養鸕うがい徹定賛・序。江戸末期に周防・長州(山口県)を中心に盛んに布教活動をした大日比三師おおひびさんしの一人、法洲の伝記。教学に優れ、日本各地を遊行し、三十余部の著作を遺すなどの行業を窺える。
【所収】『大日比三師伝』
【資料】『略伝集』
【参照項目】➡法洲
【執筆者:徳弘昌嗣】