「角田俊徹」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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つのだしゅんてつ/角田俊徹
明治一一年(一八七八)—昭和二〇年(一九四五)一一月一二日。学蓮社一誉貫阿。字は徳水。愛知県海部郡徳実村(現・あま市)に生まれ、明治二〇年(一八八七)、太田密道につき得度。同三七年浄土宗専門学院を卒業、同年第五教校教授に就任。知恩院山内良正院住職を経て同四三年神戸市元町極楽寺に晋董し、大正一五年(一九二六)同市東須磨に西極楽寺を建立し、元の極楽寺を東極楽寺と改名、昭和五年(一九三〇)知恩院山内の通照院を神戸市垂水に移転復興するなど寺門興隆に尽力すると共に、二十数名の弟子の育成に努めた。また宗議会議員、元祖御法語編纂委員、知恩院執事、同顧問等宗門の要職を歴任した。編著に、桑田寛随共編『浄土宗勤行用集』全二巻(其中堂、一九一〇)、『新修浄土宗勤行聖典』(西極楽寺、一九二四)、『新釈元祖大師御法語』(同、一九二九)、『四休菴貞極全集』三巻(同、一九三〇~三二)等がある。
【参考】大橋俊雄『浄土宗人名事典』(斎々坊、二〇〇一)
【執筆者:曽田俊弘】