「頂礼六位」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年3月30日 (金) 06:29時点における最新版
ちょうらいろくい/頂礼六位
盂蘭盆会で唱える文。「一心頂礼蘭盆教主久報親恩釈迦文仏 一心頂礼蘭盆至教報親抜苦修多羅蔵 一心頂礼十方自恣得道聖賢菩薩僧衆 一心頂礼十方自恣得道聖賢縁覚僧衆 一心頂礼十方自恣得道聖賢声聞僧衆 一心頂礼報親入道起教利生目連尊者」。奉請した釈尊・修多羅・菩薩・縁覚・声聞・目連の六位に対して礼拝を捧げる偈文。各句とも「一心頂礼」の三文字目で嬰羽から宮へ緩やかに捜り上げ、各尊名の最後二文字目、「釈迦文仏」ならば「文」の字で宮から徴へ角張って落とし、すぐに元の宮音へハネ上げる「移り」という唱法を用いる曲である。
【参照項目】➡盂蘭盆会
【執筆者:清水秀浩】