煩悩や罪悪によごれ、けがれた身心のこと。煩悩のままに生きる衆生や、三界や六道の、いわゆる穢土に生きる身をさしていう。浄土教では、このような身をすみやかに捨て、煩悩を断じて身も心も清浄となった悟りの境地を求めることを本懐としている。
【参照項目】➡穢土、厭離穢土欣求浄土、凡夫
【執筆者:和田典善】