一〇〇種に及ぶほどの飲食物を仏前に供養すること。百味飯食ぼんじきともいう。報恩徳、布施行、さらには施餓鬼の意義をも含む。主に御忌大会、晋山式、落慶式などの大法要において勤められる。大本山増上寺御忌大会では百味講が、日中法要唱導師の練行列に加わり、献供献茶とともに仏前に供えられている。
【参照項目】➡百味講、百味飲食
【執筆者:田中康真】