新亡に対し、枕経や通夜等において懺悔、剃度作法、授与三帰三竟、授与戒名等を行い、没後に戒を授け仏弟子とする作法のこと。また、生前五重相伝や授戒を受けている人にも、没後再度行われることもある。禅宗等で使われる「没後作僧」と混同されることもあるが別の意。
【参考】和田典善「枕経・通夜・葬儀の時代的意義について—教学的側面から—」(『法然上人八百年大遠忌記念論文集 現代社会と法然浄土教』山喜房仏書林、二〇一三)
【参照項目】➡枕経、通夜
【執筆者:和田典善】