念仏の遍数を仏前で誓約(約束)し、精進すること。浄土宗の行法は称名念仏を中心に据えた日常生活を営むことを第一義とする。最も平易な行法ではあるが、称名の遍数を不定にすると懈怠けたいの心がおきやすくなる。そのため、日課誓約が必要となる。伝宗伝戒道場、五重相伝会、授戒会等で実施され、各受者の決めた遍数のもとに署名、誓約する。
【参照項目】➡日課勧奨、日課念仏、授与日課
【執筆者:福西賢兆】