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八坂

提供: 新纂浄土宗大辞典

やさか/八坂

日本各地に伝わる地名。ただし浄土宗ゆかりの地名としては、京都市東山区祇園の八坂で、その名は山城国愛宕おたぎ八坂郷に由来する。祇園の八坂周辺には、延暦寺の庇護のもと多くの神仏習合寺院が建立された(八坂神社も含まれたとされる)。建久三年(一一九二)秋に見仏(大和入道親盛)が住蓮安楽・真阿弥陀仏とともに後白河法皇追善のため七日間念仏六時礼讃の始まりとされる)を修した地でもある。


【執筆者:上田千年】