導師に随従して介添えをする僧の役職名。黒衣、大五条を着け、香盒こうごう・坐具などを持ち、主に侍者の指示のもとに、導師の衣体の着脱、着座起立の際などに袈裟・衣の裾を整えるなど威儀作法の補佐をする。法要の規模に応じて一役僧一伴僧、御忌大会などでは二役僧二伴僧にて勤める。また葬儀式、追悼法要では弔辞、追悼文を読む際に介添えを行うこともある。
【参照項目】➡引僧
【執筆者:田中康真】