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仙海

提供: 新纂浄土宗大辞典

せんかい/仙海

—明治五年(一八七二)六月二四日。法蓮社性誉学阿一味。長州萩の人。報恩寺にて得度。その後、増上寺山内慧範寮で修学し、後に勇順の付弟となる。有珠うす善光寺の副住職となり弘化四年(一八四七)八月まで六年間つとめ、江戸駒込専念寺住職となった。嘉永五年(一八五二)に善光寺に戻り住職となり、炎上した善光寺を再建。アイヌの教化につとめ、宗谷そうや護国寺など一三箇寺を建立した。


【資料】村上博了『増上寺史』(増上寺、一九七四)


【執筆者:田中芳道】