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「頭陀袋」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:27時点における最新版

ずだぶくろ/頭陀袋

首に掛けて用いる方形の袋。頭陀はこの場合、乞食行のことで、托鉢などするときに、経巻や法具、施物などを入れる。葬具死装束しにしょうぞくの一つ。僧侶の姿になぞらえて浄衣経帷子きょうかたびら)を着せた遺体に、六文銭などを入れて首に掛ける。三衣さんねぶくろと称して、血脈を入れることがある。


【参考】『葬送習俗語彙』七四(国書刊行会、一九七五)


【参照項目】➡頭陀死装束葬具


【執筆者:當間浩昭】