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「蓮社号」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:35時点における最新版

れんじゃごう/蓮社号

浄土宗僧侶が用いる法号の一つ。懐誉の『浄統略讃』には「浄家の蓮社号鎮西の高弟円心入唐して彼の地廬山の一流を伝え、其の源を慕いて自ら白蓮社と号す、是れ此の号の始め也。当流には、定慧を仏蓮社と号し、了実を盛蓮社と号す、是より今に相続せり」(続浄一七・四〇六上)とある。円心(宗円)は二祖聖光弟子で、宋に渡って廬山の宗風を伝え、自ら白蓮社と称したのに始まる。白蓮社とは慧遠が東晋・元興元年(四〇二)、廬山般若台精舎で道俗の同志一二三人とともに始めた念仏三昧を修する宗教結社である。精舎の前に一池を掘り、白蓮華を植えたところから白蓮社の称がつけられた。後世これに習い、浄業念仏を修し、往生を期す念仏結社を蓮社という。また檀林制度の確立と共に、宗戒両脈を受け、一宗の奥義を極めたものに許す嘉号となり、現に今も行われている。


【資料】『三縁山志』七(浄全一九)


【参照項目】➡白蓮社蓮社廬山


【執筆者:金子寛哉】