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深貝慈孝

提供: 新纂浄土宗大辞典

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ふかがいじこう/深貝慈孝

昭和一二年(一九三七)一月一五日—平成一三年(二〇〇一)一〇月一三日。関蓮社通誉大阿達堂。宗学者。京都市生まれ。昭和三四年(一九五九)三月、佛教大学仏教学部を卒業、五月に京都市・転法輪住職に就任する。その後、同大学副手を経て、同四〇年大谷大学文学研究科に入学、同四八年に博士後期課程を満期退学、同五四年には佛教大学文化研究所主事となる。それと併行しながら、浄土宗教学院主事、普通・高等講習会講師を務めるなど宗内において活躍。同六三年には佛教大学文学部教授となり教育・研究に尽力するが、平成一三年現職のまま遷化する。主著には、『中国浄土教と浄土宗学の研究』(思文閣出版、二〇〇二)、『孝誉大僧正の追憶』(転法輪寺、一九八三)などがある。


【参考】佛教大学仏教学会編『仏教学会紀要 第一〇号 深貝慈孝教授追悼号』(佛教大学仏教学会、二〇〇二)


【執筆者:江島尚俊】