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「六波羅蜜拾玉鈔」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:35時点における最新版

ろくはらみつしゅうぎょくしょう/六波羅蜜拾玉鈔

一巻。貞極述、悠高筆記。元文二年(一七三七)より草稿をまとめ、翌三年正月、父の一七回忌に当たり説法法施の一環として出した書。『無量寿経』上に説かれる「自行六波羅蜜教人令行 (自ら六波羅蜜を行じ、人を教えて行ぜしむ)」(聖典一・二三五/浄全一・一二)の文から論じ起こし、大乗仏教における六度について、その一々を解説している。構成としては総釈と別釈から成り、前半は波羅蜜行全般に関して、後半は布施持戒忍辱精進禅定智慧の各項目を論じる。六波羅蜜に関して「要中の要を取り、略中の略を取る」こと数多くの宝の中から美玉を取るが如きであると喩え、これを題名にしたと記している。明治四四年(一九一一)一二月、梶宝順の編纂で東京では東光社、京都では宗粋社よりそれぞれ発行。


【所収】『四休菴貞極全集』中


【執筆者:渋谷康悦】