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黒業・白業

提供: 新纂浄土宗大辞典

こくごう・びゃくごう/黒業・白業

黒業は不善業でよこしまな行い、白業は善業で善い行いのこと。黒業・白業の報いを黒報・白報といい、黒報は三悪趣に堕ちること、白報は人・天の境涯に生まれることとされる。仏典では不善の業である黒業を離れ、善業である白業を常に修することが勧められる。『婆沙論』(正蔵二七・五八九下~)では、あらゆる業を①黒黒異熟業(諸々の不善業)②白白異熟業(色界で修する善業)③黒白黒白異熟業(欲界で修する善業)④非黒非白無異熟業能尽諸業(煩悩を断ち切るために修する無漏業)の四種に分類している。


【参照項目】➡黒法・白法


【執筆者:石田一裕】