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般舟三昧楽

提供: 新纂浄土宗大辞典

はんじゅざんまいらく/般舟三昧楽

七日から九〇日の間、余行をまじえず常に念仏行道して、仏の境地が目前に現れる三昧般舟三昧)に入り、身も心も悦びに満ちた状態になること。この般舟三昧楽の語は、善導の『般舟讃』と『法事讃』、および法照の『五会念仏法事讃』等の讃文に用いられている。


【資料】『般舟讃』『般舟讃私記』(共に浄全四)


【執筆者:吉水岳彦】